前回は店内メニューは、何冊あればいいかをブログにまとめました。
まだご覧になってない方は、是非こちらも併せて読んでください。
また、後半はメニューブック作成に便利な参考書を沢山ご紹介しますが、
僕はアフィリエイトはしていません(笑)ので、
どうか、純粋な気持ちでクリックして参考にしてください。
さて、今回は開業に合わせて、新しくメニューブックを用意したいという飲食店。
今あるメニューブックに不満を持っていて、見直しを考えている飲食店。など、
メニューについて、真剣に考えている人の為にまとめてみました。
メニュー作成を外注した場合の、必要な時間。見積もり、費用の相場。どの会社に頼めばいいか。などをまとめています。
それと、メニューに使う写真は、どこに依頼すればいいかも明記しました。
逆に、業者への委託は考えていない。
コスト削減の為、自分達でメニューを作成したい。という方にも情報発信をしています。
・メニュー作成に必要な時間
外注した場合、急ぎで4日。遅くて4週間が一般的です。
ただ急ぎの場合は、デザインの方向性がしっかりと固まっていて、プランニングが上手く進んでいないといけません。「そこは全て業者に任せる。」といった場合でも、
ある程度どのようなメニューにするか、提示されるテンプレートの中から選ぶのが普通です。
また、メニュー用の写真を元から用意してあったとしても、「数枚撮り直してほしい。」とか、「もっと良いデザインにしたいので、うちの方で撮らせてほしい。」と言われる場合もありますので、時間には余裕を持っていきましょう。
・メニューデザインに必要な費用
メニューは、1ページあたり5,000円~3万が相場。
①折り込みタイプや、ブックタイプなど、メニューブックのスタイル
②A4、B5などの用紙サイズ
③両面・片面
④フルカラー、モノクロなど
で見積もりが変化するのが一般的です。
何ページ構成にするのか。
コンセプトな何か。
など、新しく作る場合にも、作り直しをするにしても、そのあたりのイメージを膨らませておくこと。
品数を減らすか、増やすかの見直しを行うなど、自分たちの完成型(理想)をはっきりさせてから、依頼すべきです。
あれもこれもと、オプションを付けていくと、本当に高くつきますし、
渋ってオプションを一切なしにすると、「もう少し良いものを残したかった」と後悔するハメになります。
そのデータを取り置きしておけば、のちのち新しく印刷するメニューに使うコストは、かなり安くつきます。
以下、「メニューブックの達人」のホームページを参考にしてみてください。
・A4サイズで中面が8ページのメニューブックを20部印刷する場合(PP加工+高品質デザイン+中面交換可能)
約9万
参考サイト http://www.menubook-tatsujin.com/category/graphic.html
・A4サイズで中面が8ページのメニューブックを20部印刷する場合(ホッチキスで止めるタイプ+シンプルデザイン)約4万
参考サイト http://www.menubook-tatsujin.com/category/booklet.html
・写真の技術(外注した場合の費用と時間は)
メニューを外注にて新しくするなら、写真は必ずプロに頼みましょう。
多くの料理撮影は、撮影時間で決めている所が多く、相場は1時間あたり10,000〜40,000円です。
高ければ良い、でも安ければ良いでもありません。
お客さんにしっかり美味しさ(美味しそう)が、伝わることが大事です。
結果、オーダー数・売上が伸び、「しっかりとお店に還ってくるもの」だと思いましょう。
以下、カット制のプランで運営する料理写真の出張撮影を行うサイト(1商品3,000円)
https://ryourisatuei.amebaownd.com/pages/217594/menu
・誰に(どの会社に)頼めば安心か
これについて、まとめサイトを2件載せます。
どちらも、今月書かれた記事で、新しく信頼できます。
・業者、カメラマンの比較
・デザイン会社の比較
ここで作例などを実際に見て、参考にしてください。
人それぞれ、好みは違いますし、会社や飲食店でも、
それぞれコンセプトが違うと思うので。
さぁ、ここからは自分たちでメニューを作ってしまおう!
という方へ、オススメのテクニックや情報を発信していきます。
まずは、美味しそうな料理写真の撮り方。
これが、なかなか良いブログ、ホームページがないんです。。。
僕の方で今後絶対に書いていきます。少し時間をくださいm(_ _)m
まずは参考に、こちらの動画を。
次に参考書としては、
この3冊辺りですね。
一番オススメしたいのは、3番目の、「美味しさを切り取る料理写真のテクニック(スナップ写真をコマーシャルフォトに仕上げる)」です。
海外のフォトグラファーの著書を翻訳したもので、基本的なテクニックから、
応用編(テーブルコーディネートなど)。それにその後の編集作業まで、全てわかりやすい文章で綴られています。
また、Amazon内での評価は低いですが、二番目の「料理写真大全」も、玄人向けというカテゴリーでオススメできます。
ライティング(フラッシュの当て方)について、かなり詳しく書かれています。
写真が用意できたなら、次に
メニュー表をデザインする作業。
自分で1から作っていくか、
もしくは有料か、無料のテンプレートを使用して、メニューを作っていく作業です。
無料のものは、「メニュー表 テンプレート」などで、ググって探してください。
結構ありますよ。
僕からオススメするのは、結局有料になってしまいますが、こちら。
これを使えば、早い人だとデザインだけなら1時間あれば、出来ちゃうと思います。
本当に写真と文字をハメていくだけなので。
本が有料。素材やテンプレートは全て無料って感じです。
売れるテンプレート(メニュー)とはどんなものか。さらに追及していきたい人は、こちらも要チェック!
この本は、かなりイメージつきやすいです。
ラミネート加工、ポリプロピレン(PP)加工が望ましいです。
普通の紙でも全然大丈夫ですが、常にテーブルに置いてあるメニューが「良い状態」を保てるのはこの二種類が妥当ですね。
これは、小さめのポスターなんかにも使えます。
仕上がりが明らかに違いますし、店内に置いておいても劣化しにくい。
そして、拭き掃除しやすいです。
メニュー出来上がり後のブックカバー?ハードカバーは、文房具屋や通販で検索し、購入すれ流れになるか、紙のままお店で使うか。ですが、
こういった、デザイン会社が取り扱っているものを参考にしてみると、お客様が使っているイメージが沸いてくるかと思います。
メニューはお店の価値をお客さんに伝えるメディア
皆さんのお店で、各々良いものが出来上がりますように。
料理写真家 岡本 光城
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