飲食店や旅館、ホテルなどのホームページを用意する際、「綺麗な写真」が必要になります。
なるべく費用を抑えながら、良い写真を揃えたいですよね。
膨大な情報の中から、時間をかけて探してみて思うのは、
ホームページを見たけど、価格が明確でない。
オプション(技術費など)が多すぎて、見積もりが不透明。
など、肝心な予算がよく分からないということです。
結局、不完全燃焼のまま、無難なものに決めてしまったり、自分で撮ったり写真の上手い友達に頼んで済ませてしまってるお店も、少なくないんじゃないでしょうか？
どの会社に頼めば、自分の求めている写真を、求めている価格で提供してくれるんでしょうか。
今回は東京・神奈川にエリアを限定して、9社に絞り料金内容とサービスを比較していきます。
①ごはんのカメラマン
料金：最低２時間～ ￥29,000
延長料金：30分 ￥5,000～10,000
画像加工サービス：あり（有料）
納品方法：オンラインストレージ
キャンセル料：５０～１００%
まとめて撮影する際には安く依頼することが可能。
パンフレット５冊が無料で付いてくるサービスも親切で、交通費も撮影費の中に含まれている。
登録カメラマンも多いため、出張撮影エリアが全国対応なのも嬉しい。
②クッキングフォト
料金：１時間 ￥10,800
延長料金：不明
画像加工サービス：不明
納品方法：DVD-R （DVD作成料￥1,620）
キャンセル料：ASK
撮影実績から見て、高品質な写真が期待できる。
会社概要からも分かる様に、熟練のカメラマンの腕と、よい性能のカメラを使っているので看板写真など、大型広告の印刷物にも十分に対応できる。
1時間 10,800円は、業界の中でも良心的。
③メニューデザイン作成PRO
料金：４時間 ￥100,000～
延長料金：不明
納品方法：不明
画像加工サービス：あり
キャンセル料：不明
撮影から、メニューデザイン。メニューやポスターの印刷までが一社で完結できる会社。
料金こそ高額だが、「ちゃんとしたものを、長く使っていきたい」という目的があるお店には、ぴったり。
ここまで写真に力をいれたいと思っているのなら、依頼する前には必ず、お店のコンセプトを定めしっかり撮影しておきたい。
④料理写真家の出張撮影
料金：１商品 (３カット)￥4,000
５品以上のプランでさらに割引
延長料金：なし
画像加工サービス：あり（無料）
納品方法：オンラインストレージ or DVD-R （DVD作成費無料）
キャンセル料：２日前～当日５０%
時間制の料金体系ではなく、カット制にすることで、見積もりの明確化を図っている。
必要な写真を、必要な分だけ高品質かつ低価格で用意できる。
カメラマンは飲食店経営の経験もあり、撮影以外のところでも親近感が沸き、メニューやポップ作成に関しても相談しやすい。
「料理写真家」のネット検索順位 No.１のサイト （2017年3月から拠点が関西に移りました）
⑤光巧舎
料金：１カット ￥5,000
延長料金：なし
画像加工サービス：不明
納品方法：CD-ROM
キャンセル料：５０～１００%
神奈川県内と、一部の静岡県市町村は交通費無料というのが嬉しい。
料理写真以外にも、商品撮影や人物撮影にも力を入れるベテランカメラマンの腕が光る。
イメージカットが得意な会社。
⑥バックス
料金：１５品 ￥64,800
延長料金：なし
画像加工サービス：あり
納品方法：不明
キャンセル料：不明
２秒で惹きつける写真。をコンセプトに、飲食店や通販などの撮影をこなす。
撮影からデザイン印刷まで、窓口を一本化しており、新店オープンの際などスムーズに準備できそうだ。
場合によってはオプションでフードコーディネーターの同行が可能。
⑦ブンブンカメラ
料金：２時間 ￥20,000～30,000
延長料金：不明
画像加工サービス：不明
納品方法：オンラインストレージ or DVD-R
キャンセル料：不明
フリーランスフォトグラファーによる出張撮影。
ブンブンカメラは撮影実績が豊富で、低価格。品質も良し。
特にお勧めできるのは、撮影と合わせてメニューデザイン６ページまでをなんと￥80,000で全て任せてしまえるところ。
印刷費は別途かかる。
⑧インフォトサービス
料金：１時間 ￥32,400
延長料金：あり
画像加工サービス：不明
納品方法：DVD-R （DVD作成費￥5,000）
キャンセル料：５０～１００%
ムービーからライティングまで、広告宣伝に必要な代行サービスが充実している。
全国500名以上のフォトグラファーネットワークを活かし、全国どこでも撮影が可能。
オプションで、アシスタント同行が可能。
カメラマンにより技術のブレはあるかもしれないが、実績は数多い。
⑨タカオカメラ
延長料金：30分 ￥5,000
画像加工サービス：不明
納品方法：オンラインアルバム
キャンセル料：不明
フリーランスフォトグラファーによる出張撮影。明るく華のある写真が印象的。
低価格で高品質な写真が期待できる。
カメラ本体はキャノン。料理撮影向きの良いレンズを取り揃えている。
おまけ☆
⑩くっくす
延長料金：不明
画像加工サービス：あり（無料）
納品方法：不明
キャンセル料：不明
早川結希さん自身、調理師免許を持っていて料理家でもあるそうで、話しが弾むこと間違いなし。料理に限らず、人物撮影など幅広いジャンルを撮影しています。
「とにかく早く、安く済ませたい！」そんな方は くっくすを覗いてみてください。
※記入内容は2016年９月１９日現在での内容です。
リンク先にて十分に確認した上で、依頼するようお願いします。
まとめ
商品撮影や、料理撮影の撮影費の相場は、近年低価格化しています。
それでも半日拘束で、通常６万円～８万円くらいが妥当でしょう。
フリーランスのカメラマンで、通常５～７万円が相場になっている中、相場を下回り、なおかつ品質を十分に保った、個人と企業 ９社を厳選しました。
おまけで取り上げた、「くっくす」や、クラウドソーシングでの依頼だと、２～３万円で対応してくださるカメラマンさんも多くいます。
ただ、クラウドソーシングではポートフォリオが少なく、見極めが難しい部分もありますし、料理専門のプロとして活動しているカメラマンは、ごく一部。
料理撮影は光の扱い。シズル感を出すのが非常に難しいカテゴリーです。
人物や風景撮影が上手くても、料理はてんでダメ。そういうカメラマンもいますので、料理撮影の専門家にお任せすることを、おすすめします。
ちなみに、ウェブや印刷媒体用の写真素材でしたら、上記の内容で。
屋外看板も視野に入れている場合は、
もう少し多く予算を見積もっていた方が良いです。
メニュー用の写真と、看板・ポスター用の「イメージカット」は、かかる時間と費用。
それと、カメラマンもしくはフードコーディネーターのセンスが、完成に多大なる影響を与えます。
依頼する前に、十分に考え、本当に自分の撮って欲しいイメージなのか。
しっかりと落とし込んでから、問い合わせしましょう。
イメージしている画像を保存しておき、依頼先に撮影可能かどうか聞くことをオススメします。
イメージカットには、それなりの技術が必要ですので、撮影自体は可能でも、通常の料理撮影料金とは別に、見積もりが増加する場合も少なくありません。
料理写真家 岡本 光城
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