こんばんは。今回は以下の4点についてブログを進めていきます。
○店内写真の差別化
○グルメサイトの比較(利用者数)
○グルメサイトからの来店(しくみ)
○料理写真の重要性
何か参考になる情報が転がっていれば嬉しいです。
○店内写真の差別化
高級志向の飲食店。旅館。ホテルの場合、お客様は料理の美味しさに加えて、居心地の良さなども考慮し、予約サイトでお店、宿をリサーチしています。少しでも来ていただいた時のイメージが沸く様、外観・内観・周辺の情報をできるだけ詳しく分かりやすく記載しましょう。
公式ホームページに載せる写真や内容も同じく、雰囲気が伝わるよう努力をしなければいけませんし、古くならないように定期的なサイトのリニューアルも考えていかなければなりません。
一方、グルメサイトにおいての 店内・店頭の写真は、「なんとなく雰囲気が伝われば、お客様は来店のきっかけになる」と思います。だからと言って、載せないのはダメですよ。
殆どのお客様が、「食事」として飲食店に対して求めているのは、「どんな料理が、どれくらいの価格で出てくるか。」 のコスパ的な場合が多いです。
そこがクリアされた上で、「雰囲気もおしゃれやなー」「ゆっくりできそうやん」と背中を押すことになります。
グルメサイトを通して、
☆がいくつ付いてるか
予算はいくらで食べれるか
どんな料理が食べれるか
口コミはどうなっているか
個室はあるか...etc
などを比較しているお客様は多いです。もっと条件を絞り込んで探しているお客様もいます。
賃貸なら「ホームズ」「スーモ」「アットホーム」その他
旅館・ホテルなら料金比較ができるサイト「トリバゴ」
家電用品なら「価格ドットコム」
飲食店なら、そう。
「食べログ」「グルなび」「ホットペッパー」「ヒトサラ」「レッティ」など。
興味のある方はこちらから、かなりマイナーだったり、地域に密着したグルメサイトが検索できます。
全国のグルメ情報一覧。http://ouenbu.com/life/gourmet.html
忙しい時代。こういったサービスは大変便利で重宝されています。
ただ、 忙しいとは言っても、グルメサイトで検索している時点で、時間に余裕がある場合の方が多いです。
その時点では、提供スピードを第一優先で探している人は殆どいないでしょう。本当に急いでいるなら、牛丼屋かラーメン屋か、近くにあるお店を適当に選びますよね。
グルメサイトの掲載において、何が大事かは後程お話しするとして、
もし、ご自身の手でご自身の店舗内観・外観の写真をご用意するとしたら、以下の方法で撮影を試みてください。
出来るだけ広く写る様に、角から視界の開けている(窓がある方向や、カウンターキッチンなどPRしたいもの)方向へカメラを構える。カメラ内の機能を使ったパノラマ撮影や、広角レンズを使った撮影は、より雰囲気を分かりやすく伝えることが出来ます。
景観の良さをアピールしたいお店は、できるだけプロのカメラマンに撮ってもらいましょう。どれくらい綺麗な夜景か。綺麗な庭があるか。は、来店していないお客様には写真でしか伝えることができません。
また、自店での店内写真に差別化を生み出したい場合は、スマホで簡単に球状の360度パノラマ写真が撮影できる無料アプリ「Photo Sphere Camera」のiOS版がおすすめです。
頭上や足もとを含む、球状の360度パノラマ写真が撮影可能で、撮影した写真は、Googleマップ上に公開ができ、TwitterやFacebook、Google+を通じて世界中の人と共有可能です。しかも自社のホームページやブログにも簡単に掲載できるので、お店のことをお客様によく知ってもらいたい!という飲食店様には大変便利です。
さらっと流しましたが、飲食店の店中の様子・雰囲気を伝えることが出来れば、初めてのお客様を少し訪れやすくしてくれるかもしれません。
○グルメサイトの比較
ちなみに様々な飲食店の紹介サービスがありますが、「ヒトサラ」ではこの360度パノラマ写真で店内の様子を掲載するサービスが既にあります。
「料理人の顔が見れるグルメサイト」とうたうのが、ヒトサラ。
グルメサイトの中でも差別化がしっかりと出来ていて、今後にも期待できますね。
どのグルメサイトに掲載すれば、より多くのお客様に見てもらえるか。
それは飲食店経営者にとって悩ましいところですよね。
2016年3月の調べですが、月間利用者数は
食べログ 7,469万人
グルなび 5,200万人
レッティ 1,000万人
です。
この中で、食べログは月324円で入会できる「プレミアム会員」の登録数が、555,000人。
レッティは全国での月間利用者数が、食べログ・グルなびに比べて少ないですが、
東京での口コミ数に関しては業界№1です。これはすごいですよね。
ちなみに私自身も、食事の際や、お店のことを詳しく知りたい時は、レッティでのリサーチが多いです。次に食べログ。その次はグーグルマップ。ナビタイムという利用順が多いです。
とにかくこの近くでこういうお店を探している。みたいな時は「食べログ」「グーグルマップ」が多いですし、コスパ重視の時は情報量の多いグルメサイトに頼ります。
久しぶりに会う友達と食事に行くとか、同窓会の幹事になったとか、大事な場面ではレッティ。あとはクーポンの有り無しをお店選びの際には参考にしています。
○グルメサイトからの来店(しくみ)
食事のシーンが重要であればあるほど、その先の店舗URL(ホームページ)に進みます。
そう、そこまでする理由は何よりも「お店選びに失敗したくないから」に他なりません。
ウェブで検索
↓
グルメサイトで検索
↓
グルメサイトからURL(ホームページ)
↓
予約・来店
のパターンは、あなどれません。
普通の流れですが、このしくみのせいで、実際にお客様の来店数を減少させているのに気付いていない経営者の方は多いです。
自店のホームページがなかったり、あるけど作りが雑であったり、写真が美味しくなさそう。食べログやホットペッパーに登録している写真が美味しくなさそうであったり。
たったそれだけでお客様に発見してもらえないどころか、お客様の来店機械を損失しています。
ちょっと大袈裟に聞こえますよね?でも本当です。
何故なら、「グルメサイトの発展、進化により、お客様のお店選びに対する意識が変わってきているから」です。
「今度行ってみたいな」と頭の片隅に置いてもらえれば、来店のきっかけになるので良いかもしれません。しかし、どうでしょう。
今や、およそ7割の人は食事場所を探す時に、グルメサイトを利用するという調査結果があるほどです。
■ グルメ情報を検索する時に最も利用するのは「スマートフォンのブラウザ」
■ グルメサイト・アプリの口コミ・レビューの書き込み、17.0%が書き込み経験ありと回答
■ グルメサイト・アプリの口コミ・レビューを参考にしてお店に行く人69.5%、
うち80.0%が満足したと回答
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1466.html こちらのサイトから引用(MMD研究所)
つまり、見えないところでの機会損失が発生しているのです。
グルメサイトがなければ寄ってもらえたお客様が、グルメサイト上のライバル店に横取りされている、ということです。
やっかいな人にとっては、本当にやっかいですよね。かといって、グルメサイトが全てかというと、絶対そうではありません。
美味しい飲食店が☆3だったり、あんまり美味しくないのに☆3だったり、しょっちゅうあります。
「お店の前で入るか入らないかで迷っている」「追加オーダーをしたいんだけど従業員が気づいてくれない」など、店頭、店内での機会損失にも十分注意するべきです。
○料理写真の重要性
特に観光地や都心はそうですが、外国人観光客が海外から日本の観光地を選ぶとき。観光での買い物時に、一番の決め手になるものはなんでしょうか?
それは間違いなく「写真」です。
お店に入ったら「この商品を買ってみようかな」
雑誌やサイトを見て「次は観光地に行ってみようかな」
と、その質問に決定打を与えるのが写真です。
一瞬で「商品を説明」し、「食べたい」「知りたい」という欲求をかきたてる事が可能です。
グルメサイトやホームページ内に「美味しそうな写真」が必要なことは、説明も要らないと思います。料理写真の善し悪しが売上・来客の良し悪しに多少なりとも関わっていることは確かなことです。
その上、写真には生産性を高くさせる効果もあります。
例えば、サジェスチョントーク。
客単価を上げるため、お客様にオススメを召し上がっていただくために、これは非常に効果的な手段ですが、中には「全て自分で選びたい」「喋りかけないでほしい」お客様も少ないですがいらっしゃいます。
そんなお客様に効果的なのは、サジェスチョントークよりも、卓上POPや、ポスター。メニューブック内でのオススメ表記など。
文字や写真によって目に付き、意欲をそそられ、選ぶこと。そして頼んでみて「やっぱり美味しかった」。これでいいんです。
写真が良く、食欲がそれに向いていけば思わず注文してしまいます。
楽に、満足して、単価の高い買い物(食事)をしてくれたなら、お客様にとってそれは高い値段だとは感じないでしょうし、満足度が高ければ「また来よう」と思うものです。
グルメサイト内。ホームページ内。店内・店頭のメニューは美味しそうですか?
当サイトでは7月~8月の2ヶ月間、1,000円キャッシュバックキャンペーンを行っています。
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料理写真家 岡本 光城
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