先日、大阪の日本写真映像専門学校で行われた「プロフォトゼミナール west」に参加してきました。
講師はONE EYELAND PHOTOGRAPHY AWARDSでも入賞された日本屈指の写真作家。
HASEOさんと、関西で活躍されている写真家、田口剛さん。
カメラマンをしていて、HASEOさんの名前を知らない人はいないでしょう。
一般の方で、ご存じない方はこちらをご覧ください(^^)
独自に開発された頭蓋骨理論を展開。
著書「女性を可愛く美しく撮るための究極メソッド」はプロのカメラマンも、メイクさんも目から鱗の内容です。
田口さんは特にフードフォトでの定評のあるカメラマンで、活躍する先輩のもとで料理写真のお勉強でした。
こちら↓ はHASEOさんの講義風景。
そして田口さん。
料理写真の基礎、は飛ばして(笑) 応用を学びました。
被写体は和菓子。まんじゅうや、ようかん。
そして最後の締めは、ラーメン!ww
和菓子でのレクリエーションは、スタンダードなものでしたが、
その応用として、器に水とグリセリンを1:1で割ったものを平筆で塗るというのが紹介されていました。
本来、料理写真での演出として野菜に新鮮さを出すため、霧吹きに水を入れ吹きかけたり
肉などの商品にサラダ油や、みりん、水を平筆などで塗るという技術は、
フードフォトを撮る間ではよく使われている手法ですが、グリセリンを使うというのは始めて知りました!
刺身などの料理は、水やみりんだとすぐに乾いてしまいます。
油だと、ギトギトになってしまします。
しかし、グリセリンなら適度なツヤ感を保ちながら長持ちします。
ラーメンでの撮影でのポイントは、湯気でした。
湯気をしっかりと演出するには、
・被写体の温度を下げないこと。
・被写体を密閉し、撮影の瞬間だけ解放すること。
・部屋の温度を下げておうこと。
などがあげられます。
その他ジュエリーなど、撮影テクニックを教えていただきましたが、
仮にも有料の限定セミナーの内容。この辺りにしておきましょう。
田口さんとは、セミナー後も5点ほど質問させていただき、ご教授いただきました。
トップで活躍される二人の写真家。
最高に有意義な内容の講義をしていただき、ありがとうございました!
またお会いしましょう。
料理写真家 岡本 光城
#料理写真#テクニック#上達方#撮影方法
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