店内メニューは、何冊あれば良いか。

店内のグランドメニュー、何冊用意しているのが一般的なのでしょうか?

 

チェーン店であれば、ほとんどの店舗が、一つの席につき、一冊ずつ用意されているのが一般的です。

しかし、レイアウト上、席にメニューを置いておくスペースがなかったり、

何冊も用意するのは予算的にも難しいし、不必要だ。というお店もありますよね。


ただオーダーを決めるだけなら、必ずしも、メニューブックを座席分 用意する必要はありません。

しかし、お客様の立場に立った時、一冊は手元にあった方が安心です。


特に初めて入るお店では、オーダーを注文し終えた後にも、「料理が来るまで、ゆっくり目を通してみたい」というお客様も少なくありません。

ここで、言い切りたいのですが、営業視点で考えるとメニューブックは必ず、最低座席分必要です。


何故かと言うと、

【メニューブックが常備されているお店は売上が上がりやすい】からです。


先に、「ただオーダーを決めるだけなら」という前置きを入れたのは、ここを強調したかったからです。


メニューブックが常備されていると、

①追加注文も頼みやすい。

②他の商品をPRして、次回頼んでいただける可能性がある。

③メニューを眺めて時間潰しができる。


などの効果が期待できるからです。


席に一冊備え付けている方が、お客様に対して親切ですし、

①は、客単価アップに

②は、リピーター獲得に

③は、時間経過を感じさせないことで、ストレスを与えません。

もしかしたら、そのおかげでクレームの一つも無くなるかもしれませんよね。




「うちはテーブルに置くスペースがないから」

という理由で、オーダーを取り終えた際にメニューを回収しまっているお店。もしかしたら、もったいないことをしているかもしれません。


繁盛している店ほど、テーブルの裏にメニュー専用の棚を作って、そこに常備する様にしたり、

近くの壁にホルダーを用意したりと工夫しています。

ブックスタンド一つで、解決する問題でもあるかもしれません。


もし、「客単価を上げたい。」「色んな商品を食べてもらいたい。」を思っていて、それをお店に反映できるのならば、是非一度、試してみてください。


メニューは、お客さんのほとんどが真剣に目を通す、お店のメディアなので、効果は出やすいですよ。



それともう一つ。


ここからは、チェーン店の店長さんや、社員さんにも目を通してほしいのですが、


お客様がご来店した際に、「メニューブックを数冊テーブルに置いてあげると、客単価が上がりやすい」という傾向にあります。


2~4人なら2冊以上。5人以上なら3冊以上。という具合に、手渡してください。


そうすることによって、自分の「本当に食べたい商品が明確化」されます。



数人で一冊のメニューを見るよりも、より自由にオーダーできることから、客単価があがりやすいようです。


砕けた飲み会なんかだと、居酒屋で、「適当に頼んで、皆でツマもうか!」って流れになりませんか?

あれと同じように、客単価を上げてくれます。





男女のカップルが、店員を呼んで、、、


女「私、カルボナーラで」

男「俺は、エビフライ定食」

女「!!!? それ、めちゃ迷ったやつ!ちょっと食べたーい」

男「え、じゃあそれ単品にして、二人で分けようか。俺ナポリタン頼むから」

女「ほんと?ありがとー」


の様な流れも、自分の食べたい商品を、一度じっくりと見ているからサクッとこう流れていきます。


二人で一冊を見るよりも、一人一冊の方が、選ぶのに迷う時間も少なく済むので、お客様にとっても助かるはずです。





料理写真家の出張撮影 | 岡本 光城

兵庫・大阪・京都(関西)を中心に、料理写真の出張撮影を承ります。 料理写真が必要なお客様に向け、高品質かつ低価格での撮影サービスを展開。ご好評いただいてます。 メニューブック、広告、ホームページ作成etc、料理写真が必要な飲食店様など、お気軽にお問い合わせください。 元繁盛店経営(飲食業)の経験から、ブログにてお役立ち情報も公開中!

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